- 子どもに英語教育を考えているんだけど、発音って大事なのかしら?
- 発音を学ぶことで良い影響ってあるの?
- おすすめの学習方法があれば知りたいな
8歳から英語を学んでいるバイリンガルの私が、英語の発音がなぜ大切なのかご紹介します!
英語を勉強する上で、「英語の発音」がとても大切ということを聞いたことがありますか?
英語教育というと、「聞く」、「話す」、「書く」、「読む」という大きな技能に分けることが出来ますが、実はそれらを学ぶ前に「発音」をマスターすることがとても重要と言われていて、それにより英語の成長スピードが変わる可能性が大いにあるのです。
この記事では、なぜ「英語の発音」が大切なのか、発音を良くするにはどんな方法がおすすめなのかをご紹介いたします。
本記事はこんな方におすすめ!
- 小学生までのお子さまをお持ちの方
- お子さんの英語の発音を伸ばしたい方
- 英語の発音をどう伸ばすかを知りたい方
Contents
大人になってからの英語学習が難しいといわれている要素の答えは発音(フォニックス)

英語教育は若いうちにスタートすべきとはいうけれど、なぜ大人になってから英語を勉強するのが難しいのだろう。
なぜ大人になってから英語を勉強するのは苦労すると言われているのでしょう。
その原因の一つとなっているのは「発音」に問題があります。
日本の英語教育では「読む」と「書く」が重要とされ、あまり発音が重要視されていないというのが現状です。
しかし、実際に英語を使って話す際には発音がきわめて重要になります。発音をきちんと習得しないでいると、長年英語を勉強していたとしても、いざ話すという状況になった時に苦労している日本人が多いのです。
この発音ですが、勉強する方法には「フォニックス」というものがあります。以下では、その「フォニックス」とは何かご紹介します。
フォニックスとは
まずフォニックスとは何でしょう?
フォニックスというのは、英語のつづり字と音素(音声)の関係を規則化して教える方法で、簡単に言えば英語の「発音の仕方」に関するルールのことを指します。
例えば「A、B、C、D、E」という文字列を見せられた時、一般的な日本人は「エー、ビー、シー、ディー、イー」と読みますが、フォニックスの世界では「アッ」「ブッ」「クッ」「ドゥ」「エッ」というように、アルファベットを「実際の発音の通り」に読むのです。
英語の綴りは、その80%近くが文字と音のルールに沿っているため、フォニックスのルールとパターンさえ覚えてしまえば、英単語の発音もスペルもより簡単に習得することが出来てしまいます。
英語圏の子供達が、まず先に学ぶのはこのフォニックスからなので、それだけ英語を勉強するにあたってとても重要なルールなのです。
- 英語の「発音の仕方」に関するルールのこと
- ルールを覚えてしまえば、発音もスペルもより簡単に習得することが出来る
フォニックスが重要と言われている理由
では、フォニックスが重要とされているのはなぜでしょうか。
それは、フォニックスを一度マスターしてしまえば、そのあとの英語の上達がとても早くなるからです。
ルールさえ知ってしまえば、一回も見たことのない知らない単語でも、予測して読めるよようになります。
極端に言ってしまえば、単語の意味が分からない、内容も理解出来ないという状態でも、難しい本や新聞がスイスイと読めてしまうのです。つまり、新しい単語でも、正しい発音で音読もできてしまうのです。
私も初めはフォニックスの勉強から始めました。そのおかげで、早い段階で初めて見た単語もそのまま読むことができたので、音読の際一回一回つまづくということがなく、スムーズに勉強をすることができました。
そしてもう一つは、フォニックスを理解することによって、日本人が苦手とする発音の問題を解決することができるので、自分が話した英語が通じないという問題や、相手が話す英語が分からないという問題を緩和させることができます。
英語の発音が悪ければ、自分が話した英語は上手く通じません。カタカナ英語でも通じるよ!という方もいるかもしれませんが、通じたとしても話し相手に気を使わせているということを忘れないでください。
お友達や観光先であれば良いのかもしれませんが、相手が仕事先の上司や同僚であればどうでしょう?
やはり相手が気を使わなくても英語が通じるレベルまで上達することが大切になってきますので、発音を良くすることは大切であると言えます。
- 英語の上達がとても早くなる
- 自分が話した英語が通じないという問題や、相手が話す英語が分からないという問題を緩和させることができる
大人になってからでもフォニックスを学習できないの?
大人になってから英語を勉強するのが難しいと言われるのはなぜでしょうか。
大人になってから英語の勉強で苦労してしまうのは、これまでに日本語で育ってきてしまったからだと言わざるを得ません。
人間は本来、赤ちゃんの時期に全ての言語音が聞き取れる力、すなわち音の違いに反応出来る力を持っています。それぞれを違う音として認識し、聞く、話すという能力が備わっているのです。
しかし、成長するにつれて、脳が日本語の音声に最適化をするようになります。そのため、日本語には無い音を聞き取る必要がないので、苦戦しがちなRやL、THなどの音の区別、そして発音ができなくなるのです。
一般的に言語の臨界期は9~10歳頃と言われています。臨界期とは、成長する上で脳の中で「聞く音」と「聞かない音」に区別し始めるようになる時期のことを指し、この時期までに英語に触れる機会が少ないとどんどんと英語が聞こえなくなってしまうのです。
もちろん、それを過ぎたからといって英語が絶対にできないという訳では全くありません。
しかし、無意識に言語を習得できる時期を過ぎてしまっているため、自ら積極的に英語を勉強する時間を作らなければいけませんし、英語に触れる時間を作っていかなければいけません。
忙しい毎日に、この習慣を取り入れるのが難しいが故に、子供のうちから勉強しておくほうが良いと言われているのです。
- 9〜10歳を過ぎると日本語の音声に最適化をするようになるから
- 自ら積極的に英語を勉強する時間を作らなければならないから
小学生からの英語の発音練習が大切な理由

ここからは、小学生からの英語の発音練習が大切な理由を4つご紹介します。
小学生からの英語の発音練習が大切な理由①英語圏の子供たちが英語を学ぶ際には必ずフォニックスがある
英語圏のアメリカでは、日本の幼稚園の年長に当たるキンダーガーデンに通う子どもたちが読み書きを習う前に、まず習得するのがこのフォニックスです。
フォニックスはアメリカではベーシックな英語の読み方の方法です。
幼児や小学生に英語を教えるときに最初に育てるのは「聞くこと」です。子どもは聞いて英語の音を獲得していきます。特に耳の良い時期だからこそ、まずは「音」をしっかり学ぶ必要があります。
ネイティブの人たちも一番初めに学ぶものと聞けば、英語を学んで話せるようになってもらいたいお子さまにも、まずはフォニックスを学ばせるべきだということが理解できますね。
小学生からの英語の発音練習が大切な理由②発音コンプレックスになる可能性がある
英語を使って会話をした経験のある日本人の多くが、「自分の英語の発音が悪くて、全く通じなかった」という苦い経験を持っていると思います。
「英語の発音が悪くて、全然通じない」
我々日本人にとってこの経験は避けては通れない道なのかもしれません。
カタカナ英語でも良いから、とにかく話すことが大切だと思う方もいるでしょう。
しかし、いい意味でも悪い意味でも日本人はただでさえシャイな性格なので、一度通じないという経験をすると、発音を気にし過ぎてしまって、話かけるのに抵抗感を持ってしまったり、会話に入れなくなったりと、「英語コンプレックス」に陥りやすくなります。
そうならない為にも発音をしっかりと学び、失敗を怖いと思わないうちにどんどんアウトプットする機会を作ってあげるべきです。
小学生からの英語の発音練習が大切な理由③発音できないと聞き取れない(リスニングがある一定のレベルから伸びない)
もう一つ重要な点があります。それは正しい発音を覚えないとリスニング力がある一定のレベルで止まってしまい、伸びなくなるということです。
先ほどもお伝えした通り、9~10歳頃を境に「聞く音」と「聞かない音」に区別し始めるようになります。この時期までに英語にたくさん触れて正しく発音できるようにならなければ、英語を聞き取ることが一気に難しくなります。
その為、小学生の間に正しい発音を身につけておくことが大切なのです。
小学生の発音練習に関する良くある悩み

小学生の発音の練習について良くある悩みを2つ挙げてみました。
小学校の授業で英語の正しい発音が身につくか不安
小学校の英語の授業で発音は良くなるのかしら?
最近では小学校の英語教育でも、フォニックスに取り組んでいる小学校がちらほらと見かけられるようになりましたが、まだフォニックスを実施していない学校も多くあります。
さらに、小学校の英語の授業ではカリキュラムが予め決まっており、時間内で教えていかなければならないので、もしフォニックスの授業があったとしても、生徒一人一人をじっくりと見ることができず、不十分な教育になりがちです。
発音を身につける為には、何度も何度も反復練習をする必要があります。ですが、あっているかあっていないか分からない状態で復習をしてしまったりすると逆効果になる恐れもあるので要注意ですね。
学習塾の英語授業で正しい発音が身につくか不安
学習塾なら発音は身に付くの?
確かに、学習塾で発音の丁寧な指導を行っているところはあります。しかし、ネイティブの英語を聞く機会を設けていないところや、教師のレベルが伴わず、生徒の発音が正しいのかどうかを指導することができないところも多いです。そうなると正しい英語の発音を身につけることがなかなか難しくなってきます。
アクセントの位置すら怪しい英語教師がいることもあります。
私は英語に特化した学校に通っていましたが、ネイティブの先生は別として。発音の悪い日本人の先生は多くいました。元々自分自身がフォニックスをやっていないまま悪い発音で学んでいたと考えるとゾッとしますね。。
英語の発音を良くする学習法を紹介

じゃあ英語の発音を良くするおすすめの方法って何なの?
英語の発音を学ぶ方法は、沢山あります。例えば、英会話アプリ、オンライン英会話、英会話などなど・・・。 どれもフォニックスを学ぶことのできるカリキュラムを導入していることがあります。
バイリンガルの私がおすすめする学習法を紹介していきます!
英語の発音を良くする学習法①お迎えシスター

まず一つ目に紹介するのが、細部まで確認することができなくて、違う発音になってしまったり、グループレッスンの中で発音することに抵抗を感じてなかなか上達しない可能性もあります。
そこでおすすめなのが「お迎えシスター」です。
お迎えシスターとは、バイリンガルのお姉さんやお兄さんがお子様を指定された場所(学校や習い事場所)まで迎えに行き、その後、自宅で一緒に英会話のレッスンを受けられるサービスになります。(送迎なしのプランもありますので、送迎が不要な方は、英会話の家庭教師に近いサービスとして利用することもできます。)
先生は海外在住経験3年以上の、厳しい面接・条件をクリアした現役の大学生が中心となります。
大学生ということで、年齢もお子様に近いこともあり、お子様にとっては先生というより、お姉さん・お兄さんという立場で英語のレッスンを受けられます。
このお迎えシスターのポイントは「マンツーマンで教えてくれる」ということ。自宅で、先生がお子さんとじっくりと向き合ってくれるからこそ発音の上達が早くなるのです。
シャイなお子さんでも、発音を苦手とするお子さんでも、ゆっくりと一人一人に合わせて進めてもらえるので、しっかりとマスターすることが出来ます。
- バイリンガルのお姉さん・お兄さんがマンツーマンで教えてくれる
- 自宅でのレッスンだからお子さんもリラックスして学べる
- 一人一人に合わせたレッスンだから確実に発音が良くなる
無料で体験レッスンもしてもらえるので、どんな感じか一度見てみたい方は一度チェックしてみてください!↓

英語の発音を良くする学習法②オンライン英会話のリップルキッズパーク

料金のコスパとフォニックスに力を入れているのがリップルキッズパークです。
キッズ向けのオンライン英会話がたくさんありますが、リップルキッズパークは週1回のレッスンが月額3000円以下で、アカウントを兄弟や家族で共有できる点が、ほかのオンライン英会話教室よりポイントが高いです。
さらにフォニックスの学習法が多いのが特徴で、オンライン英会話スクール大手のレアジョブグループが運営する子供専門のオンライン英会話スクールなので、知名度も抜群です。
英語の発音を良くする学習法③DVD教材ピンキッツ フォニックス 幼児英語 DVD
次におススメする学習法が「ピンキッツ フォニックス 幼児英語 DVD Pinkfong Fun Phonics for Kids」のDVDの視聴です!
やはりフォニックスを学んでいるうちに、どうしてもアルファベットの26音を覚えなければなりません。その過程が勉強になってしまい子供たちが嫌になってしまう恐れがあります。
初期のフォニックスの学習には、家庭教師やオンライン英会話などと組み慌て、DVDや歌などを併用すると良いです。
ピンキッツのDVDは対象年齢が0~8歳までと幅広くなっており値段も高くないので、車内などの移動中に見せるのが良い活用法かもしれませんね♪
![]() | 価格:3,276円 |

まとめ:小学生までに英語の発音を習得するべき!これからのスムーズな英語習得に役立つ!

本記事では、小学生までに英語の発音を取得すべき理由と、おすすめのサービス「お迎えシスター」のご紹介をさせていただきました。
発音が良くなることで、自分にも自信がついてどんどん英語で話したいと思うようにもなりますし、英語を学ぶ意欲もより一層深まります。
お子さんが耳の良い小学生のうちに、英語の発音を身につけてもらうことが英語上達のコツですので、ぜひ今のうちに!
